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国交省/建設現場のDX推進/25年度にもPAS導入指針策定

国交省/建設現場のDX推進/25年度にもPAS導入指針策定
国土交通省/建設現場のDX推進/25年度にもPAS導入指針

国土交通省は建設現場の生産性向上の取り組みの一環で、「パワー・アシスト・スーツ(PAS)」「XR(クロスリアリティー)」「ドローン」の3技術の普及拡大に向け、2025年度までのロードマップを明らかにしました。直轄工事で現場実証のうえ課題などを検証。PASでは25年度にもガイドラインを策定し、現場への導入促進を図る予定。  ロードマップは先月開いた有識者会議「建設施工における現場作業者支援のDXに関するワーキンググループ(WG)」の会合で報告されました。  PASは装着した作業員の動作を支援し、生産性の向上を見込む。国交省は22年度に「現場検証事例集」を作成するなど、現場作業者への導入を後押ししている。23年度は建設現場での適用状況や課題点を整理。24年度から国直轄の現場で実証を進め、適用工種を検討する。  XRは現実世界と仮想世界を融合したデジタル技術で、現場施工に関する各種情報を視覚から取り込み、経験が浅く、知識に乏しい若手でも情報理解度を高め、円滑に作業できるようにします。23年度は現場への導入状況や課題点を調査し、24年度に現場実証の可否を判断する。可能であれば25年度に実証を行い、一連の成果を事例集としてまとめたい考えだ。  ドローンは長時間飛行が可能なものを実用化し、点検作業や現場確認を代替できるようにする。23~24年度に活用可能な技術の調査や実証実験を行う。25年度にも「技術カタログ」または「現場活用に向けたガイドライン」案を策定したい考え。利用拡大や機能改良に向けた課題点も整理する。

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